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年金照合問題

厚労省は年金記録の全権照合に着手したと報じられています。
コンピューター上の現在情報と昔の手書き台帳の情報を照合して漏れがないかどうかを見つける作業で、7億2000万件の紙台帳情報を3年ほどかけて3千億円の予算規模で実施するものです。
これに対して、マスコミ各社は費用対効果で問題があると報じております。すなわもれの件数は全体の1%にも満たないと思われることや年金機構の人員がそれにさかれて本来の事務がなおざりになると報じています。
ごく最近まで、マスコミは年金の漏れ問題について、けしからん、早く照合しろと報じていましたが、いざ作業が開始されると無駄ではないかなどと報じています。
しかし、年金を受給する立場に立てば、正確な情報で年金額が確定されるのはあたりまえで、間違いなど許されません。
ですからたとえ1%未満の漏れ情報であっても、最後まできっちりするのは国の責任として当たり前だと思うんです。限界まで照合作業を行えば、国民もそれ以上は望まないでしょう。
のどもと過ぎれば、年金照合問題を費用対効果で論じるマスコミの態度には理解できません。
年金記録に漏れがあるのかないのかは、年金受給者にとっては非常に大きな問題なのです。
この問題を自分自身に置き換えたら、税金の無駄使いなどという議論はでてこないように思うんですが。

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